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仮性認知症

仮性認知症とは、認知症のように見えながらも、実は認知症でない病気のことです。環境の変化や配偶者との死別などによる喪失感によって、自分の居場所がない等の不安感や喪失感を覚えます。

その感情によって様々な身体的症状が現れてくる病気なのです。特に高齢者の方で起こりやすく、発症すると精神状態が安定しにくくなります。仮性認知症はまたの名を痴呆と呼び、痴呆という呼び名のほうが、より世間に浸透しているかもしれません。

重度の記憶障害を起こすアルツハイマー病とは違い、仮性認知症による物忘れや記憶力の低下はかなり軽症です。精神状態が落ち着かず安定していないため、言動などは混乱気味であることが多いですが、アルツハイマー病ほど重大視されることはありません。しかし症状が似通っている部分もあるため、アルツハイマー病と誤診されがちな傾向にあるのは確かです。

仮性認知症は症状として軽い意識障害を起こすこともあります。精神安定剤の投与などによっても意識障害は発生しえるので、服薬には注意が必要です。またパーキンソン病の患者である場合は、パーキンソン病の治療薬の副作用によって意識障害を起こす場合もあります。更には体内の水分が不足していると、精神興奮と軽度の意識障害を伴う「せん妄」を発症するケースも見受けられます。

アルツハイマー病と誤診されがちな仮性認知症ですが、早期発見が肝要になるのはアルツハイマー病と同様です。誤診の無いようしっかりと診断してもらい、早期治療を目指しましょう。

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